こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「タワマン生活のリアル」です。
QOLブログでは、生活の質(QOL)向上だけでなく、人生の質そのものを向上させるために役立つ考え方や行動を筆者の経験、書籍等で学んだ内容から日々発信しています。
子供のころ田舎暮らしだったため、都会の生活に憧れていました。10年ほど前に東京に転勤したのでタワーマンションで数年間生活をした感想は「タワマン最高!とても快適!」でした。一方、タワマン生活で感じた良いところだけではない、リアルを紹介したいと思います。
タワマンに住んでみたい
タワマン生活の実情を知りたい
やっぱりタワマン生活って憧れますよね。
それでは本題です。
タワマン生活のリアル
タワマン生活を開始する上で知っておきたいリアルな現実を紹介します。
- マンション内の移動で最低5分はかかる
- 豪華な共用施設に管理費がかかっている
- 長期の停電になったら地獄
- 家賃が通常のマンションより高い
- 変な住民に遭遇することがある
順番に解説していきますね。
①マンション内の移動で最低5分はかかる
駅から徒歩10分のタワマンに住んだ場合、実質15分はかかります。タワマンのエントランス通過後、玄関の扉を開くまで最低5分はかかるからです。なぜなら、タワマン内部は広いから。構造上、エントランスからエレベーターホールまで距離があることが多く、またエレベーターホールに入るためにキーを使わないと行けないマンションも存在します。それに加えて高層階に住んでいる場合はエレベーターに乗ってから自分の居住フロアに着くまでも時間がかかります。そして、エレベーターに乗ってから家の玄関までも時間がかかるのです。
最低5分です。エレベーターが混み合っていて中々乗れない時などはもっと時間がかかります。これが毎日ですよ。タワマンの出入りだけで余裕で10分ロスする計算です。1年間で、ざっと72時間タワマン内部をうろうろするために浪費していることは知っておいた方がいいでしょう。
今の住居は玄関からエントランス出るまで20秒くらいです。時間の節約になりハッピーです。
②豪華な共用施設に管理費がかかっている
タワマンには豪華な共有施設がいくつもあり、どれも魅力的なものばかりです。例えば、ジム、キッチンスタジオ、キッズルーム、ゴルフの練習場、Bar、ラウンジ、カフェ、勉強部屋、ゲストルームなどなど。普通のマンションにまずないような設備ばかりです。
ここで知っておかないといけないのは、このような施設を管理するための費用も管理費にかかってきているということです。もし、どの施設も全く使わないのであれば支払い損を感じることでしょう。毎日豪華な噴水を見るたびに、これを維持するための管理費は一体いくらなんだろうと思っていました。
③長期の停電になったら地獄
タワマンは災害などで長期の停電になったら地獄です。エレベーターが止まるからですね。高層階に住んでいる人は停電になったら、家から出ることを諦める他ありません。階段で40階を上り下りするのは一般人には無理です。暫く家から一歩も出なくても生活できるように備えが必要ですね。
④家賃が通常のマンションより高い
都内のタワマンにファミリーで住もうと思うと家賃は30万ほどかかります。同じ広さの普通のマンションより数万円高い印象です。やはり、プレミア感と豪華の設備があることが原因かもしれません。いずれにせよ、高い家賃は生活を圧迫するので手取り月収の25%の範囲で済むことができる人以外は手を出さない方が無難かもしれません。この考え方はタワマンに限らず、どんな家に住む時でも同じですね。固定費を削減したい人はタワマンはお勧めしません。
⑤変な住民に遭遇することがある
タワマンに住みたいなら、たまに変な住民に遭遇することがあることも知っておいた方がいいでしょう。これは確率の問題です。世帯数が1000世帯近いマンションに住んでいれば、たまに変な人もいるよねという話です。奇行が目立つ方や、非常識な行動をなさる方など様々でしたね。ただ、どこに住んでいても変な人はいます。タワマンは人間関係が希薄だからか、俯瞰して変な人を眺めることができました。今思えばいい経験でしたね。
まとめ:タワマン生活のリアルにも目を向けよう
以上、タワマン生活のリアルを解説しました。
- マンション内の移動で最低5分はかかる
- 豪華な共用施設に管理費がかかっている
- 長期の停電になったら地獄
- 家賃が通常のマンションより高い
- 変な住民に遭遇することがある
今回挙げた事例は私見ですが、タワマンに住んだことがある人なら、タワマンあるあるだと思ってくれるのではないでしょうか。
タワマン生活を始めた当初は毎日がワクワクしていました。遠くからでも映える綺麗なマンション、ベランダからの綺麗な夜景どれも田舎にはない刺激的な光景でした。共用施設も積極的に活用していました。ですが、人間は慣れる生き物なんですね。慣れてくると最初の感動は薄れていきます。そして今まで見ないようにしてきた現実と向き合うことになります。
筆者がタワマン生活を卒業したのは、今回挙げた事例に加えて子供の教育環境も考慮したからです。さらに在宅ワークで会社にも行かなくなったので、高い家賃を払ってまでオフィスの近くに住む理由もなくなったからですね。
タワマンに住んでみたいと思っている方は、タワマンにしかない魅力があり、素晴らしい体験ができると思いますので一度は住んでみることをお勧めします。何でも自分で経験してみないとわからないですしね。
本日の記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
タワマンであるかどうか関係なく、住んでいるだけでハッピーな気分になれる物件を見つけることが出来たらいいですね。
それでは!