こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「現金は必要か？」です。
最近めっきり現金を使う機会が減りました。クレジットカード、Suica、PayPayなどのオンライン決済サービスを利用すれば全く生活に困らない状況です。キャッシュレス決済に対応していないのは、近所のラーメン屋さんなどの小さめの飲食店でしょうか。その内このような小規模のお店もキャッシュレス決済を導入していくのでしょうね。
また、投資の世界においても現金はインフレリスクに弱いため現金で持っておくのは損だと言う風潮があります。全財産を株式などの金融商品に変えている方も決して少なくないですよね。
とはいえ、現金を全く持っていないとごく稀に困ることもありそうです。どんな時に困るのでしょうか。今一度現金との向き合い方を見直してみます。
今の時代現金は不要だと思っている
それでは本題です。
現金は必要か？
結論から言うと、現金は必要です。
その理由は３つです。
- キャッシュレス決済が出来なくなく状況に備えるため
- 生活防衛資金は必要だから
- 暴落時にキャッシュがあれば買い増しできる
それでは順番に解説します。
①キャッシュレス決済が出来なくなる状況に備えるため
普通に生活する上で、現金の登場する場面を思い浮かべて見ると近所のラーメン屋さんに行く時くらいでした。ただラーメンは毎日行くわけではないので、食べに行く日に家から千円札を１枚持っていけば事足ります。そして日常生活でキャッシュレス決済が出来ないお店は最近では本当に少なくなってきました。1ヶ月通して1回も現金を使わない月がザラにあります。
それだったら、現金はほぼ不要じゃないか！と言う声も聞こえて来そうですが、冷静に考えてみて手持ちの現金が必要になるようなケースってどのような時でしょうか。
具体例を挙げると例えばこんな時
- 決済システムに何かしらのエラーが起きた時
- スマートフォンの充電が切れた時
- アップルウォッチの充電が切れた時
- カード決済残高が残っていない時
このようなケースでは、支払いのために現金が必要となります。いずれもキャッシュレス決済が出来なくなる状況に陥っているからですね。
電車に乗れなくて、家に帰れない！などの状況を避ける意味でも緊急用の現金は手持ちであった方が安心ですね。
もしカード入れ付スマホカバーを持っていれば1万円を半分に折って入れると財布も不要かと思います。
なので、キャッシュレス決済ができる状況を常にキープしていれば現金を持ち歩く必要はないのですが
②生活防衛資金は必要だから
皆さんは生活防衛資金がありますか？
生活防衛資金は、一般的に生活費の6ヶ月から1年分貯めたら良いと言われています（仕事によって異なります）。この資金を貯める目的は病気や怪我、失職などで収入が減ったり途絶えた時に備えるためですね。
生活防衛資金がないと、人生お金の不安が尽きません。これから貯蓄や投資を始めようと思っている人は、まずは生活防衛資金から貯めることにチャレンジしましょう。借金がある人は、金利が高ければその返済が最優先です。
健康なうち、バリバリ働いている内にさっさと貯めましょうね。
早く貯めるコツは生活費を抑えること。必要額を低く抑えることが出来るので割と直ぐに貯まります。
③暴落時にキャッシュがあれば買い増しできる
株式投資をしていると定期的にくる暴落や下落。所有している株式の株価が急激に下がると殆どの人が狼狽し、所有している株などを売却してしまいます。心理的に理解できますが、とても勿体無いですね。このように市場から撤退してしまう方々が、株は怖いものだ！と周りに伝えていくのでしょうか。筆者は長期的にしっかりホールドしていれば勝てる確率が高いと信じています。歴史的にも株の成長は半端ないことを証明し続けています。
ただし、投資はあくまでも自己責任ですよ。
話が脱線しましたが、暴落時には安く株を帰るバーゲンセールのようなものです。コロナ禍で急降下した米国ETFも現在では元通りの水準まで戻りましたね。下がり切ったタイミングで、冷静に株を買い増しできた人たちは、今頃ホクホクなのではないでしょうか。
暴落はチャンスです。このチャンスを物にできるかどうかは手元に現金がしっかりあるかどうかにかかっています。そして、必要なマインドとして「暴落は定期的に必ずくるものだ。」と知っておくことも大事です。
まとめ：現金はやっぱり必要
キャッシュレス生活を満喫していますが、やはり現金は必要です。
その理由は以下の通りでした。
- キャッシュレス決済が出来なくなく状況に備えるため
- 生活防衛資金は必要だから
- 暴落時にキャッシュがあれば買い増しできる
今の時代、現金なんて不要だ！と思っている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
何でもバランスが大事ですね。
それでは！
