こんにちわ。ポジティブ兄さんです
本日は、生活防衛資金について紹介します
「貯金大事だよ」という記事です
この一年で世の中が完全に変わりました
病気あるいは失業で収入を失うことは決して他人事ではないですね
常に最悪を想定して万が一に備えることが大事だと感じます
備えあれば憂いなしとはよく言ったものです
今回の記事は以下のような方向けとなっています
貯金なんて生まれてから一度もしたことがない
保険沢山入っているから、貯金なんて必要ない
現金はインフレリスクあるので、時代は投資でしょ
それでは、本題にいきましょう
生活防衛資金ってそもそも何?
生活を防衛するために必要な最低限の生活資金
生活防衛資金とは、生活を防衛するために必要な最低限の生活資金です
そのまんま
具体的には、家賃(ローン代)、水道光熱費、食費、通信費などの合計が生活防衛資金となります
最低限生きていける費用ですね
通信費は微妙ですが、完全に世間から孤立すると困るので入れています
最悪なくても困らないものは、普段の生活費から除外です
美容代や交際費などでしょうか
あくまでも生きていくために最低限な生活費です
生活防衛資金は何ヶ月分必要?
結論から言うと、12ヶ月分(1年分)あれば生活防衛資金として十分だと筆者は考えています
1年分準備すれば十分であると考える理由は以下の3つです
生活防衛資金が1年分あれば
- 職を失ったとしても安心して転職活動に専念できる
- もしもに備えた保険に入らなくて済む
- 安心してリスクが取れるようになる
共通するのは日常生活を続けることができる安心感ですね
職を失ったとしても安心して転職活動に専念できる
生活できるかどうか不安な状態で、転職活動を行なっても恐らく失敗する可能性が高まるのではないかと思います
余計な保険に入らなくて済む
保険が必要になるのは、以下のケースです
「起こる確率は小さくても実際起こったらインパクト大のケース」
具体的には
- 生命保険(自立していない家族がいる場合)
- 火災保険
- 自動車保険
などですね
それ以外は、日本の補償制度はとても優秀なので不要だと考えています
病気に備えて民間の保険に入るのではなく、万が一病気になっても大丈夫なように資金は準備しておきましょう
保険の役割を考えると大体の民間保険は解約でOKなのかなと思います
いらない保険は解約して固定費を抑えましょう
安心してリスクが取れるようになる
投資で資金を増やすこと自体は悪いことではありません
ただ投資はリスクがあることを忘れてはいけませんね
万が一、投資先が暴落した時に手元にまとまった現金がなかったと想像してみてください
きっと怖くて夜も眠れなくなりますよ
投資は余剰資金で行いましょう
また投資には、ゆったりと相場を見守ることができる落ち着いた精神状態も必要になります
以上が、生活防衛資金は1年分準備すれば十分であるという理由でした
ところで1年分と言いましたが、あくまでも筆者の一意見です
3ヶ月や半年分で十分という人もいるでしょうし
2年分はないと不安という人もいるでしょう
実際のところ、職業や家族構成、価値観は人それぞれなので各家庭毎に正解は異なります
各々の価値観と向き合いながら心地いい生活防衛資金を設定してくださいね
とはいえまとまった資金を数ヶ月分準備するのは大変です
最低限の生活費を算出する際には、併せて固定費の見直しも行なうといいでしょう
支出を最適化できれば準備する資金がその分少なくて済みます
どういうことかというと
例として、Aさん家族(子供ひとり)の生活費をイメージしてみましょう
現在のAさん家族(子供ひとり)の最低生活費は以下の通りです
- 家賃:15万円
- 水道光熱費:3万円
- 食費:7万円
- 通信費:1万円
- 教育費:2万円
- 合計:28万円
生活防衛資金を1年分用意すると
合計336万円が必要になりますね
続いて固定費を見直したバージョンです
- 家賃:10万円
- 水道光熱費:3万円
- 食費:7万円
- 通信費:0.5万円
- 教育費:2万円
- 合計:22.5万円
この場合、生活防衛資金は
合計270万円となり、元々336万円との差額は66万円となりました
ざっくりとしたシミュレーションとなりましたがイメージが湧きましたでしょうか
固定費を下げるだけで、生活防衛資金を準備するハードルも下がりますね
筆者は支出を上手に抑えてミニマムに生きることを目指しています
その分、生活防衛資金の額も少なくて済みますし
老後の生活費の準備も難易度が下がると思うからです
まとめ
何が起きるかわからない世の中だからこそ、生活防衛資金を準備して万が一に備えましょう
正直0から生活防衛資金を貯めるのは最初はきついと感じると思います
だからこそ目標金額まで貯めることができた時は、自分を褒めましょう
筆者の場合、生活防衛資金を貯めたあとは投資も落ち着いて取り組めるようになりました
生活防衛資金は自分にとって精神安定剤みたいなものかも
それでは!