こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「老後資金か教育資金か」です。
QOLブログでは、生活の質(QOL)向上だけでなく、人生の質そのものを向上させるために役立つ考え方や行動を筆者の経験、書籍等で学んだ内容から私見を日々発信しています。
現在筆者の家では、老後に向けて資産形成も必要だし、子供の大学進学費用も必要だという状況です。似たようなご家庭も多いのではないでしょうか。どちかか片方を諦めるわけにはいかないの老後資金作りも教育費の確保も両方真摯に取り組まなければなりません。
それぞれどのように対策したらいいでしょうか。
老後資金は投資で。教育資金は貯金で
それでは本題です。
老後資金は投資で増やす。教育資金は貯金で確実に。
老後資金は投資で増やす:目標5000万円
恐らく子供の教育資金より後に必要になるのが、老後資金だと思います。つまり長く時間が取れるということです。具体的には20年以上の時間を確保できるなら(短くて15年)、貯金だけでなく投資で増やすという発想も持っておいた方がいいでしょう。歴史的に15年以上の長期で分散した株式に積立投資すれば元本割れするリスクが低く抑えられることが示されています。
例えば、つみたてNISAで投資信託(インデックス投資)を20年積み立てれば、最大800万円の元本に対して数百万円の利益を得る可能性があります。先程も言いましたが、15年以上の長期投資では元本割れする確率が限りなく低くなります(投資なので0ではありません)。しかも、つみたてNISAの場合、国の優遇制度なので含み益は非課税です。通常株式で得た利益は20%の税金がかかるので利用しないのは勿体無いですね。
更に余力があれば、投資信託で積み立てる額を増やしたり、もしくはVTIなどの米国ETFを淡々と買い付けていくと更に資産が増えるかもしれません。
いずれにせよ、長期の時間が確保できるならお金にもしっかり働いてもらうことも検討した方がいいでしょう。貯金で安全資産をしっかり確保するのも素晴らしいのですが、現金だけだと資産形成の効率が悪いです。
筆者がインデックス投資で目指している資産総額は5000万円です。5000万円とは途方もない数字だと思うかもしれませんが、固定費を節約し、今より稼ぎ、余剰金でインデックス投資するというサイクルを長期で継続できれば不可能ではありません。皮算用でこのようになることが決して保障されている訳ではありませんが、毎月11万円を20年間、年率6%で運用できたとしたら約5000万円となります。固定費を5万円少し下げ、収入を5万円と少し増やすことができれば今の生活レベルを落とすことなく、資産形成にチャレンジすることができます。
教育資金は貯金で確実に貯める:目標1000万円
大学の費用は、必ずかかると想定して貯めています。結果的に、子供の意思で大学に行かないという別の選択をすることもあるでしょうが、その時はその時です。
筆者の家庭の場合、夫婦で毎月5万円を子供の銀行口座に自動振り込みをしています。目標は17年間で1000万円です。医薬系以外の大学なら問題なく通える額だと思います。本当はもっと貯めてあげたいけど、老後資金も貯めないといけないので月5万円が我が家の限界です。万が一大学費用が1000万円以上かかることになれば、大学在学中に貯めていくしかありません。
なぜ1000万円もの教育資金を貯めようと思っているかについてお話しします。筆者夫婦は共に大学進学のために奨学金を借りており、就職してから現代に至るまで併せて月々4万円の返済を続けています。子供にはこの奨学金(借金)という負の連鎖を断ち切ってもらいたいという思いが強いからです。ただ筆者夫婦としては奨学金のおかげで大学に通い卒業することができたので、借りて良かったと思っています。
ところで、なぜ教育資金は貯金かと言うと、確実に使うので、減ったら困るからです。なので投資ではなく現金貯金が基本スタンスです。余力があれば子供の名義で証券口座も開設しているので少額で投資信託を買っていこうと思います。投資分は、社会人になった門出として渡したいと思います。
まとめ:覚悟があれば老後資金も教育資金も貯められる
老後資金と教育資金。どちらも必ず貯めなければなりません。長期戦かつ毎月かなりの額を貯める、そして投資するので大変ですが、まずはその覚悟を持つことです。絶対に貯めてやる、投資を続けるという覚悟です。
覚悟が決まれば、無駄な浪費が減りますし、生活もスリム化していきます。仕事やその他ビジネスにも集中できお給料が上がるチャンスも増えていくことでしょう。
また親がしっかり資産形成できれば、そのマネーリテラシーは子供にも受け継がれていくと考えています。老後資金も教育資金もしっかり準備できている姿を子供に見せることが金融教育かもしれません。そして子供には卒後の借金のことは気にしない、楽しい学生生活を送って欲しいと願います。
本日の内容が少しでも参考になれば、嬉しいです。
将来に備えるのも大事ですが、バランスよく今を楽しむことも大事ですね。
それでは!