こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「インデックス投資の出口で暴落したら」です。
QOLブログでは、生活の質(QOL)向上だけでなく、人生の質そのものを向上させるために役立つ考え方や行動を筆者の経験、書籍等で学んだ内容から私見を日々発信しています。
つみたてNISAをやっている人全員が含み益を出したと聞きました。筆者もその一人です。
ただ20年という長期で積立をするので、一喜一憂する気もありません。その内、弱気相場や暴落なども経験することでしょう。コロナショックのように。上がったり下がったりを繰り返しながら、最終的に+で出口を迎えたいとは誰もが願っていることかもしれません。
しかしインデックス投資を続けて、いよいよ出口だ。使おうと思った矢先に暴落に巻き込まれる可能性も0じゃないですよね。
インデックス投資家の暴落に対する準備
それでは本題です。
インデックス投資の出口で暴落したら
60歳や65歳までインデックス投資を続けて、いよいよ取り崩して老後生活楽しむぞ。と意気込んだ矢先に暴落が起きたとしましょう。50%や60%の大暴落です。
資産1億円なら、5000万円まで資産が急落するということです。かなりショックですよね。
こんな運が悪いとしか言いようがないタイミングで暴落を食らったら、頭は真っ白になるかもしれませんが、時間をかけて準備をしておけば大丈夫です。
具体的にやっておいた方がいい準備と対応策とやってはいけないことを紹介します。
暴落に備えた準備と対応策
- 生活費5年分を現金で確保しておく
- 取り崩す金額を予定より少なくする
- ポートフォリオをリスク許容度や年齢に応じて見直す
生活費5年分を現金で確保しておく
暴落したら資産が大幅に減ります。その減った資産から取り崩すのは非常にもったいないです。なので、暴落に備えて5年分の現金があれば、資産が回復するのを待てるでしょう。
歴史を振り返ると、過去暴落後に市場が回復するまでには最大で5年かかっています。なので、5年分あれば冬の時代を耐えることができる可能性が高いです。
取り崩す金額を予定より少なくする
老後は資産を取り崩そうと思っていたのに暴落に巻き込まれたら、当初取り崩そうと思っていた額もしくは割合を予定より小さくすることです。
そうすることで景気回復と共に資産が少しずつ回復していくでしょう。逆に減った資産から当初決めていた金額を取り崩していくと早期に資産はどんどん減っていき0になることだってあります。
ポートフォリオをリスク許容度や年齢に応じて見直す
リスク資産の割合を減らすことです。株100%だったら、株50%、債券50%にするなどして、暴落時の影響を少なくします。ポートフォリのリバランスのモデルとして、年齢が上がるごとに年齢%を債券に変更していくことを勧める書籍や投資家がいます。
年齢が40歳だったら、債券の割合を40%にする。という風にです。
ただし、リスク許容度は人によって違います。いくつになっても株式100%で大丈夫という人もいれば債券が80%とないと安心できない。という人もいるので、その辺のバランスは人それぞれという所です。
小さい額から投資を始めて、資産が減った時に心がどう感じるか。自分の声に耳を傾けながら自分オリジナルのポートフォリオを作っていけばいいと思います。
暴落時にやってはいけないこと
暴落時にやってはいけないことは、資産形成中も出口も同じです。
それは、狼狽売りです。
暴落に焦って、全て売ってしまうような事があってはいけません。先ほども触れましたが、インデックス投資は上がったり下がったりを繰り返して、長期で見れば元本割れする確率が少ない投資法になります。
なので、暴落して資産が半分になったからと言って狼狽売りしてしまったら、その後の増えるチャンスをも失ってしまいますし、今までの投資した時間が無駄になってしまいます。
辛いとは思いますが、暴落したからと言って狼狽売りなどせずに、現金で耐え凌ぐか、取り崩す金額を調整するかして耐え忍びましょう。
まとめ:暴落は誰もが経験する
投資を10年、20年続けていくと誰もが一回二回と暴落を経験すると思います。
なので日頃から現金は別途しっかり貯めておく。ポートフォリオを定期的に見直す。と言った準備が大事になりますし、もし暴落に巻き込まれたとしても、貯めた現金で生活する。取り崩す金額を下げる、もしくは割合を下げる。と言った対策もあります。
あまり暴落にびくびくせず、インデックス投資家は淡々と長期で積立をして資産を最大化させることのみに集中した方がいいと思っています。
本日の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
ちなみに今は株式100%です。
それでは!