こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「投資シミュレーションでの注意点」です。
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投資計画を立てる時に、投資シミュレーションのツールを使ったことがない方は殆どいなんんじゃないでしょうか。
月々いくら積み立ててれば、年利○%のリターンであれば、30年後に〇〇万円になるという資産ですね。
このようなツールは大体の着地点がイメージできるという点において有用なツールだと思っています。
一方で、ツール活用には注意が必要かなとも思います。
投資シミュレーションをする際の注意点
投資シミュレーションをしただけで、表示された金額が必ず手に入るような錯覚を起きました。
それでは本題です。
投資シミュレーションをする際の注意点
注意点①:右肩上がりで資産が増えるわけじゃない
投資シミュレーションのツールによっては、積み立て期間の資産額が右肩上がりで増加するような見せ方をするものがあります。
これは間違いです。
確かに2020年のコロナ後の相場は右肩上がりでした。しかし、これは極めて特殊なケースであって、実際は長期で運用を続ければ上がったり下がったりと繰り返しながら、結果的に資産が増加していくことを狙うものです。
資産がシンプルに右肩上がりすると思い込んでいると、下落した時に精神が耐えられなくなるので覚えておいた方がいいかもしれません。
注意点②:将来の投資結果が約束された訳ではない
将来の投資結果が1億円、バーンと表示されれば将来の富裕層は約束された気分になります(筆者のことです)。
ですが、あくまでもシミュレーション結果であることを忘れてはいけません。
未来は誰にもわからないので、実際は期待した額まで到達しない可能性や元本を下回る可能性だってある訳です。
投資はあくまでも自己責任の世界なので、自身のリスク許容度の範囲内で投資をやるように心がけましょう。
注意点③:リターンは控えめに見積もる
将来の資産を大きく増やしたいという思いが強すぎると、リターンを大きく見積もってしまうこともあります。
例えば、シミュレーションでリターンを20%とするのは余りにも無謀です。
世界最高峰の投資家であるウォーレン・バフェット氏ですら年平均のリターンが22%です。
インデックス投資は長期で続けると大体4−6%の間に落ち着くというデータもあるので、シミュレーションする際は控えめに4%くらいで試算した方が後々いいかもしれません。
結果的に4%を大きく上回ったらラッキーくらいの気持ちでいましょう。
まとめ:シミュレーションの精度を高めるには
投資シミュレーションの精度を高める方法があるとすれば、手数料の安い真っ当な商品で長期に運用を続けることです。
最低でも15年、出来れば20年以上の時間を確保できるならば投資シミュレーションのツールは有用な物となるのではないでしょうか。
本日の記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
時々現実逃避がしたくて、100年投資したらどれくらい資産増えるんだろうとシミュレーションしたりします。人間の寿命は超えていますが、超資産家になっていました。
それでは!