こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「Cash is king」です。
QOLブログでは、生活の質(QOL)向上だけでなく、人生の質そのものを向上させるために役立つ考え方や行動を筆者の経験、書籍等で学んだ内容から私見を日々発信しています。
株式市場が好調な時は、現金を持っていると何だかもったいない気がします。
現金だと利息がほぼ0なので、数値として増えることもなければ減ることもありません。
なので、どんどん株式に現金を投入したい衝動に駆られている人もいるのではないでしょうか。
市場が好調な今だからこそ、ある程度のキャッシュポジションを取ることをお勧めします。
市場が好調な時こそ現金厚めに用意しておいた方が良い
それでは本題です。
現金はどれくらい持っていれば良いか
現金として、最低限持っておかないと行けないのが、生活防衛費です。
生活防衛費とは、その名の通り病気や怪我で働けなくなり収入が無くなった時に使うお金です。
サラリーマンで生活費の6ヶ月分〜1年分。フリーランスなら2年分貯めた方がいいでしょう。
<div class=”simple-box8″><p>生活防衛費
サラリーマン:生活費の6ヶ月分〜1年分
フリーランス:2年分</p></div>
投資を始めた頃は、生活防衛費が貯まっていれば後は全力で株式投資をすれば良い。
そう思っていた時期もありました。
生活防衛費と他に現金も必要だということが今では心で理解できます。
自分のリスク許容度を知ろう
投資額が大きくなってくると、ある程度の株価上昇、下落を日々見せつけられることになります。
暴落でもない、弱気相場でも何でもない時期の資産額が上下する様をみて心の声を聞いてみましょう。
自分のリスク許容度を知りましょう。
少しの下落でもテンションが下がっている、凹んでいるなら、今すぐキャッシュポジション、資産全体における現金の割合を増やして行きましょう。
そうしないと暴落時に資産が3分の1、もしくは半分になったときに耐えきれなくなる可能性があるからです。
現金の比率を株式と1:1にしておけば、暴落時に株価が半分になっても資産全体では4分の1の減少で済みます(それでも辛いと思いますが)。
現金は心の安定剤です。
現金があればチャンスに反応できる
もし暴落時に現金があれば、安く金融商品を仕込むことができます。
そして相場が戻った時に大きく資産を増やすことができます。
現金がなかったら、折角のチャンスになす術がありません。
暴落時の資産への影響緩和だけでなく、チャンスに備える意味でも現金は大事なのです。
キャッシュポジションの比率
リバランスしやすく、覚えやすい比率がいいと思います。
例えば現金:株式=1:1、1:2などです。
ここでも大事なのは自身のリスク許容度です。
資産がどれくらいまでなら減ってもメンタル的に大丈夫なのか見極めてください。
まとめ:Cash is king
現金を持つなんて馬鹿らしいと思っていた人も、現金は攻守のバランスに優れた資産だということに気づいたかと思います。
現金が十分にあれば暴落時の心の安定剤になり、安くなった株をお得に仕入れることができます。
市場から撤退せず淡々と株式投資(筆者はインデック投資と高配当株投資)を続けていくために、現金と株式の割合を覚えやすい1:1としてみては如何でしょうか。
年に一回、比率を1:1に戻すためにリバランスをすればいいと思います。
今は株式市場が好調ですが、一定の間隔で暴落が発生するのは歴史が証明しています。
未来のことはわかりませんが、現金0は鬼メンタル以外の人は止めておきましょう。
本日の記事で、少しでも現金を持っておこうかなと思ってくれたら嬉しいです。
それぞれの心地いい現金の割合を見つけてください。
それでは!