こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「奨学金は良い借金か」です。
QOLブログでは、生活の質(QOL)向上だけでなく、人生の質そのものを向上させるために役立つ考え方や行動を筆者の経験、書籍等で学んだ内容から日々発信しています。
奨学金を借りて学生生活を送ると、社会に出る時にまとまった借金を背負うことになります。
学業のために借りたお金だから、奨学金は良い借金だという意見もあります。
筆者も概ねその意見に賛成の立場です。
ですがいくつか注意点もあるので、これから奨学金を借りようとしている学生さん、その親御さんの参考になればと思います。
奨学金を借りる前のチェックポイント
それでは本題です。
奨学金を借りる前のチェックポイント
奨学金を借りる前に次の5つの項目をチェックしてください。
全てにYESなら、奨学金がいい借金となりえます。
- 親の貯蓄で学費を払えないのか
- 奨学金が借金だと理解しているか
- 借りた奨学金を確実に返済できる収入を得られるか
- 奨学金を借りてまで大学に行きたいのか
- 奨学金で将来の選択肢が減ることを理解しているか
①親の貯蓄で学費を払えないのか
まずは学費について親に相談しましょう。
この後でも述べますが、奨学金は借金です。
学生中に多額の借金を背負うのはかなりのリスクです。
もし親に負担をかけたくないからという理由で奨学金を借りようと考えているなら、貴方はとても親想いです。
しかし、親の立場からすると子供に多額の借金を背負わせて社会に出て欲しいと思うでしょうか。
学費のための貯蓄があるなら喜んで出してあげたいと思う親が多いと思います。
親のスネはかじるためにあります。
遠慮なくかじってあげてください。
②奨学金が借金だと理解しているか
大金を簡単に借りれて学費を払える〜ラッキー。
くらいの感覚で奨学金を借りようとしたら、一旦立ち止まってくだあい。
何度も言いますが、奨学金は借金です。
借金は返さないといけません。
このことは奨学金を借りる前に必ず理解しておかないといけません。
大学院まで奨学金を借りると1000万くらいの借金を背負って入社してくる猛者が時々いますので。
③借りた奨学金を確実に返済できる収入を得られるか
借りた奨学金を社会人になったら返さないといけません。
その期間は20年間です。
月々の手取りから奨学金分は必ず確保しておかなければいけません。
奨学金を利息込みで払い切れるだけの仕事につける見込みが自分にあるのか、自問自答してください。
払えなくなるとどうなるか。
親に借金の取り立てが行きます。
そんな親不孝なことは回避しなければなりませんね。
④奨学金を借りてまで大学に行きたいのか
他人にお金を借りてまで大学に行きたいのでしょうか。
それだけの強い目的と覚悟があるのなら何も言いません。
しかし大学ではキャンパスライフを謳歌する。
彼氏彼女を作るといった軽い目標であれば、奨学金を借りるのはやめましょう。
別に大学に行かなくても彼氏彼女を作ることはできますし、それなりに楽しく過ごせます。
⑤奨学金で将来の選択肢が減ることを理解しているか
これは筆者が毎月感じていることです。
手取りから確実に3万円ほど奨学金を返済しています。
期間は20年間です。
あと数年で払い終えますが、この3万円があったら何が出来ただろうと時々考えてしまいます。
年間で約35万円あれば、結構何でも出来ますよ。
毎年ハワイ行けるよ。
その機会損失を20回繰り返さないといけないんです。
奨学金を借りようと思っている方は、このことを頭の片隅に置いておいてください。
奨学金は未来の時間やチャンスの前借りであるということを。
まとめ:子供には絶対に奨学金は借りさせない
我が家では子供が産まれた時に、夫婦間で決めたことがあります。
それは子供の大学進学時に奨学金は借りさせないです。
子供の未来が少しでも明るいものになるように、学業と社会人のスタートは気持ちよく切って欲しいと願っています。
なので奨学金という名の借金を背負わせるわけにはいきません。
因みに筆者夫婦はそれぞれ奨学金を借りているので、ある意味借金地獄です。笑
だからこその子供の教育費は本気モードで貯めています。
しかし、奨学金を借りたおかげで無事に大学を卒業しました。
本業の収入は高い水準で安定しているので、奨学金はいい借金だったと言えます。
本日の記事が少しでも役に立ったら嬉しいです。
最後のダメ押しの一言。奨学金は借金です。
それでは!