こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「老後資金のための貯金や投資は遅くとも何歳から始めたら良いのか」です。
QOLブログでは、生活の質(QOL)向上だけでなく、人生の質そのものを向上させるために役立つ考え方や行動を筆者の経験、書籍等で学んだ内容から私見を日々発信しています。
老後2000万円問題で取り沙汰されたように、老後の生活費は一人一人が準備しなくてはなりません。貯金0で老後を迎えると平均的な生活費の場合、老後生活が破綻するからですね。
では何歳から資産形成を始めたら、老後資金の準備が間に合うでしょうか。
資産形成は早ければ早いほどいい
それでは本題です。
資産形成の開始は早ければ早いほどいい
答えはシンプルで、資産形成の開始は早ければ早いほど理想的です。
50歳よりも40歳。40歳よりも30歳。30歳よりも新入社員から開始した方が、老後に大きな資産を築く確率が高まります。
長い時間をかけることが出来れば誰でも豊かになれるというのは、真理ですね。
もし、貴方が新入社員(22歳)なら毎月3万円貯金するだけでも退職する頃(60歳)には、1300万円以上もの資産を築くことが出来ます。
また、上記の条件で同じ期間で貯金ではなく6%で投資できれば、なんと5000万円以上もの資産を築くことができ、準富裕層の仲間入りとなります。38年間という超長期の運用の成果ですね。
もし40歳から資産形成を開始して資産5000万円以上築こうと思ったら、毎月11万円を20年間、6%で運用する必要があります。しかし、月々11万円も投資に回すのは多くの人にとって大変ですよね。教育費や家のローンが乗ってくる世代となっている可能性も高いため、実質貯金や投資に回せる金額はそれほど多くないかもしれません。
しかし、だからと言って40歳からの資産形成が無駄という訳では決してありません。少なくとも退職まで20年もあるので、十分挽回可能です。
国が国民の資産形成のために用意した「つみたてNISA」を上手く活用できれば安い手数料で税制面の優遇も受けながら、効率よく資産形成することが出来ると思っています。
50歳から資産形成する場合でも考え方は同じです。スタートが何歳であれ気づいた瞬間から資産形成はするべきです。
一番最悪なのは、資産0で定年を迎えること。定年後再雇用の収入は一般的に半分ほどになると言いますし、生活水準を保つには通常貯金を切り崩すしかないんです。
しかし、貯金がないと収入だけで生活をするしかありません。年金を貰い始めても同様です。国の試算では平均すると最低2000万円は貯めましょうということですから、言い換えれば最低2000万円貯まっていないと最低限の生活も危ういということです。
お金が全てではありませんが、体力と気力も若い時より落ちていく老後に精神的、経済的ゆとりを持たせる意味でも資産形成は現役の時からしっかりやっておいた方がいいと考えています。
具体的にどれくらい資産があれば安心というのは一概には言えません。究極、貯金0でも現役時代から生活費がコンパクトに収まっていれば、年金だけでも問題なく暮らしていけると思いますし、逆に資産1億円あっても生活水準が高ければ全然足りなくなることだってある訳です。
ですので資産形成は気づいたら始めた方が絶対にいいと思うと同時に、老後の生活費はどれくらいかかりそうか、今のうちから試算しておいた方がいいでしょう。
そうすれば、老後に必要な資産が大体計算できるので、目標に向かってポジティブに資産形成を進めることができると思います。
本日の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは!