こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「児童手当」です。
QOLブログでは、生活の質(QOL)向上だけでなく、人生の質そのものを向上させるために役立つ考え方や行動を筆者の経験、書籍等で学んだ内容から私見を日々発信しています。
来年10月から児童手当特例給付が廃止されることが決定しています。児童手当制度は、中学校卒業(15歳の誕生日後の3月31日)までの児童を養育している親に対し、手当が支給される制度です。支給される額は、児童の年齢や世帯年収によって異なります。
所得制限限度額(年収960万円)以上の場合は児童手当の支給額が月額5000円となり、これを特例給付となります。
ところが、来年の令和4年6月1日の改正では、この特例給付にメスが入ります。具体的に言うと、年収1200万円未満だと現行通り月額一律5000円が支給されますが、年収1200万円以上の人は特例給付の対象外となる予定だそうです。
子供の学費は全額自分で貯めるという覚悟が必要
それでは本題です。
子供の学費は自分で全額貯めるという覚悟を持とう
年収1200万円以上の方は、子供の費用は全額自分で貯めるという覚悟が必要ですね。
子供の学費は全て国公立でも約800万円、全て私立の場合は約2000万円かかります。これは1人当たりの学費なので、人数が増えるごとに2倍、3倍と学費は膨れ上がっていきます。
年収1200万円以上の方は、保育園料も最大に支払っていると思いますし、手当ても支給されないのは筆舌に尽くし難い辛さであることは想像に難くありません。しかし、国が特別給付の廃止に舵をきった以上泣いても叫んでも今支給されている5000円は廃止されるでしょう。年間6万円がなくなるのは痛いですが、自分(たち)で何とかするしかありません。
年収1200万円以上の人が子供の学費を捻出するために出来ることを紹介します。以下、紹介することはどの年収帯でも同様に実践すると学費が貯まっていくと思います。
固定費を削減する
まずは固定費の削減です。お給料から貯金できる額は限度があるため、まずは支出の見直しが最重要となります。
具体的には、次の4つの支出を見直すといいでしょう。
- 家
- 保険
- 車
- 携帯
①家の見直し
賃貸に住んでいる人は、今よりも安い物件を探しましょう。ご家族の生活の満足が下がらないギリギリ安い物件を見つけることが出来れば、大幅な固定費削減に成功します。
例えば家賃20万円から家賃10万円の所に引っ越せたら、年間120万円も貯金に回せます。
既に家を買っている人は、人生の満足感や幸福感を家に求めている方だと思いますので今のままで問題ないと思います。他の項目で固定費削減を目指してください。
②保険の見直し
次は保険の見直しです。場合によって解約も必要です。
保険の基本は、起きる確率は低いけど起きたら洒落にならん人生崩壊する。というものにかけるものです。
なので、必要な保険は基本的に火災保険、自動車保険、掛け捨ての生命保険(小さい子供がいる場合)の三つだけで問題ありません。他の保険は解約してしまいましょう。中には医療保険やがん保険に入っている人もいると思いますが、もしもの怪我や病気は貯金で備えた方がいいと思います。
保険も見直せば、月に数万円レベルで節約になるので対応は必須です。
③車が本当に必要か要検討する
車マニアや車以外何もいらない方、生活に車がないと成り立たない方
上記以外の方で、車を所有している場合は本当に車が必要か要検討してください。
車はめちゃくちゃ金食い虫です。生涯にかかる費用は約4000万円とも6000万円とも言われています。車を手放せば家帰るレベルですし、子供の学費が解決しそうな予感もします。
筆者夫婦も昔は車に乗っていましたが、今は手放しています。なので車が便利であることは百も承知です。でもあえて車を所有しないことによって、大幅な節約になっていると実感します。移動は電車やバスでどこへでもいけますし、たまに疲れている時はタクシー乗ってますが費用もさほどかかりません。
④携帯は格安SIMに変更する
最後は携帯プランの変更です。大手のキャリアを使用している人は速攻で格安SIMに変更しましょう。今は使用料タダのプランとかも出ていますし、格安SIMの中でも様々なプランがあります。
標準的なプランで月々1500円程度の使用料で格安SIMを使用できますので、今までキャリア携帯のプレミアムプランに月々1万円以上支払っていた人は、格安SIMに変更するだけで年間12万円ほども節約できます。
つみたてNISAをする(出来れば夫婦で)
固定費を削減しきったら、貯金もしつつ一部は投資に回しましょう。その際夫婦でつみたてNISAがお勧めです。
利益分は非課税ですし、夫婦で制度を最大限利用したら20年間で元本800万円も運用することが出来ます。投資なので元本割れするリスクは確かにありますが、5%で運用できれば2400万円以上の金額になる可能性もあります。インデックス投資は15年以上の運用を続ければ元本割れするリスクが限りなく低くなることは歴史が証明しています。
大学費用の前半部分までは確実に貯金で貯めて、後半はつみたてNISAから取り崩していけばいいと思います。未来は誰にも分かりませんので、自己責任となりますが検討の余地は十分にあると思います。
まとめ:支出の最適化というスキル習得とつみたてNISAの活用は必須
いかがでしたか。
今回は、「児童手当特例給付が廃止」という話題に関連してどのように子供の学費を貯めていくべきか紹介しました。
年収が高いはずの1200万円以上の方々も支出が多すぎたりしたら学費なんて絶対に貯まりません。なので、最初にやるべきは支出の最適化なのです。これはスキルなので誰でも勉強して実践したら身に付きます。まずは固定費の削減で今日紹介したもののうち、実践できそうなものは是非試してみて下さい。
そして、つみたてNISAの活用。国によって奪われた児童手当は国の別の制度によってリカバリーしましょう。投資した利益に対する税金が非課税なので利用しないなんて選択肢は正直ないと思います。ただ子供の学費なのでリスクの取りすぎは注意が必要です。
本日の記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
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それでは!