こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「現金だけで資産形成」です。
QOLブログでは、生活の質(QOL)向上だけでなく、人生の質そのものを向上させるために役立つ考え方や行動を筆者の経験、書籍等で学んだ内容から私見を日々発信しています。
株式投資ではある程度のリスクを受け入れるからこそリターンが得られるわけですが、年収が高くリスクを多く取れる属性の方hでも、性格的に1円でも元本割れしたくないと思う方もいるかもしれません。
年収が高く、リスク許容度が低い場合の資産形成はどのように行えばいいのでしょうか。
準富裕層と言われる資産5千万を目標に、資産形成の方法を考えます。
年収が高ければ貯金だけでも確かに小金持ちになれるが…
多くの人は資産形成に投資も併用した方が良い
それでは本題です。
貯金だけで資産形成をするために重要なこと
貯金だけで資産形成をするために重要なことは2つあります。
- 年収が高くないと達成が難しい
- ミニマムに生きるスキルを身につけておいた方がいい
年収が高くないと達成が難しい
貯金は元本割れしないですし、利息もほぼ0なので入金した金額がそのまま資産となります。
なので資産5千万円築こうと思えば、現金5千万円銀行口座に入金すればいいわけですが、20年で0から達成しようと思うと、年間250万円の貯金が必要になります。
手取り年収から250万円を引いた額で生活をしないと行けないわけですが、住宅購入費や教育費などは別途準備しないといけませんから、トータルの年間貯金額は最低でも300万円を超えてくるのではないでしょうか。
ミニマムに生きるスキルを身につけておいた方がいい
年収1000万円の手取りは約700万円なので、先程の小さく見積もった300万円を引くと年間400万円弱で生活をすることになります。
もし年間400万円貯金するなら生活費は300万円弱です。これは年収1000万円の人の例なので年収が900万円、800万円と下がっていくと生活費もコンパクトにならざるを得ないというわけです。
支出を最適化し生きていくスキルを身につけておけば、ストレスなく蓄財が進んでいくことでしょう。
そしてミニマムに生きるスキルを身につけておけば、収入が減る老後も生活レベルが変わることなく心穏やかに過ごすことができると思います。
高年収で収入をそのまま支出にしている人は、老後破産まっしぐらなので気をつけましょう。
人間は一度上げた生活水準を下げることは堪えるものです。それが老顔なら尚更です。
貯金だけで資産形成する上での注意点
元本割れもしないので、リスク0と思われがちな貯金ですが注意点もあります。
インフレで現金の価値は目減りする。
インフレ率を考慮しましょう。
今年の100万円は来年の100万円と価値が異なります。
具体的に言うと、物の価値が上がる(インフレ)ことで今年100万円で買えたものが来年になると102万円出さないと買えないという状況です。
逆に言えば、現金の価値が時間とともに目減りしていると言えます。
目標金額まで時間がかかる。
貯金では複利の力を活用できないので、とにかく時間がかかります。
例外的に入金力がえげつない人は、短期で何とかなります。
しかし、多くの人は年間1000万や2000万円の貯金をするのは難しいですよね。
資産5千万に到達するには年間250万円でも20年。200万円なら25年。150万円なら33年と少しかかるわけです。
老後に取り崩せば右肩下がりで資産が減っていく
貯めた資産は当然老後に取り崩していきます。
現金だと使った分だけ減ります。どんどん減ります。
心理的にコツコツ何十年と時間をかけて貯めてきた資産を使っていことはできるでしょうか。
これは自分の心の声に耳を傾けてみてください。
もし投資もしていたら、運用しながら取り崩すので現金預金だけに比べると資産の寿命は長くなります。
まとめ:リスク許容度が低い人はつみたてNISAだけでもやってみよう
年収が高く、ミニマムに生きている人は入金力が高いので貯金だけでも準富裕層にはなれそうです。
しかし、平均年収が400万円の時代において、入金力を高めるのは容易ではありません。
なので、老後まで20年以上の時間を取れる人は適正なリスクの取り方を学んでおいた方がいいかもしれないです。
少額なら日々の値動きに少しずつ慣れていくと思います。
せめて国が用意したつみたてNISAを小額からやってみれば、人生致命傷になるような大きなダメージは負いません。
投資をしないこともまたリスクであることを最後にお伝えします。
本日の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは!