こんにちわ。ポジティブ兄さんです。
本日のテーマは「老後不安の軽減につみたてNISA」です。
QOLブログでは、生活の質(QOL)向上だけでなく、人生の質そのものを向上させるために役立つ考え方や行動を筆者の経験、書籍等で学んだ内容から日々発信しています。
老後にゆとりのある生活を送るためには夫婦で月36万円必要だと試算されています。
しかし、現役を引退した高齢者無職世帯の平均年金額は21万程です。
一般的なゆとりある生活の月36万には差額が15万あり、貯蓄から取り崩して生活していくことになりそうです。
仮に65歳から毎月15万円を100歳まで取り崩すとすると6300万円の資産が必要ということになります。
退職金が2200円だとすると残り4100万円の資産形成が必要となります。
一見ハードル高そうに思いますが、引退まで20年以上ある方で今年2021年からつみたてNISAを活用すれば資産形成の大きな柱となりそうです。
つみたてNISAはやらないと損
それでは本題です。
つみたてNISAってこんなにお得
つみたてNISAの概要
つみたてNISAは、年間40万円まで非課税で20年間も運用できる優遇制度です。
つみたてNISAの投資可能期間は2042年までなので、今年2021年からつみたてNISAを開始した場合、投資額元本(最大40万円)が20年非課税で運用でき、その非課税運用枠を2042年までの22セット(22年分)作ることができます。
つみたてNISAがお得なわけ
利益が非課税
年40万円が20年間も非課税で運用されるからです。運用益に税金がかからないといことですね。
毎年運用が終了する
そして最初のつみたてNISAを始めた年から20年後以降は、随時運用が終了していきます。
これが意味する所は、暴落や弱気相場を気にする必要がないということです。
例えば2021年開始分のつみたてNISAの運用終了時(20年後)に暴落が起きたとしても、2022年以降に開始したつみたてNISAの運用は継続中です。
なので、22セットのトータルの運用成績がどうかだけ着目すれば良いので、単年の暴落で一喜一憂する必要はありません。
つみたてNISAは長期投資である
未来は誰にもわかりませんがインデックス投資は15年以上長期で運用を続ければ元本割れすることが少ないということもエビデンスとして覚えておいた方がいいですね。
つみたてNISAの運用シュミレーション(現実的な)
前提として、つみたてNISAで購入していくのは株式の投資信託とします。これは非課税枠の旨みを最大限に活かすためです。
2021年から2042年までの22年間つみたてNISAを行います。
つみたてNISA口座に積立した40万円を残り19年間、運用利回り5%(年)で運用すると約103万円になります。
これが22セット(22年分)あるので、計2266万円となり利益は2266万円ー880万円(元本)=1386万円です。※
1386万円にかかる税金277万円が非課税となるのです。
※毎年定率で5%の利益が出るわけではありません。シュミレーションのため計算を簡易にしています。
また運用利回り(年)が1%変わるだけで結果も大きく異なります。現実的な範囲でシュミレーションした結果を示します。
運用利回り(年)6%:計2743万円(利益1863万円)
運用利回り(年)7%:計3300万円(利益2420万円)
運用利回り(年)8%:計4000万円(利益3120万円)
すごい皮算用ですが、もし8%で運用することができたら老後資金問題も解決できそうですね。
実際は、保守的に5%くらいのシュミレーション結果(2266万円)をイメージしておいて現金での貯蓄と併せて資産形成を進めていくとより安全に資産形成が出来ると思います。
5%で運用した時、4000万円までに足りない2000万円は毎年100万円貯金すれば20年で達成できます。
もしくは、つみたてNISAと併用で総合口座でインデックス投資をするのもいいかもしれないですね。非課税にはなりませんが、長期で運用するので結果に期待感があります。
まとめ:つみたてNISAは全員やった方がいい
投資は元本割れのリスクもあり自己責任なのですが、この非課税という優遇制度を使わないのは非常にもったいないです。
この優遇が意味する所は、「NISA活用して老後のことは自分で何とかしてね。」という国のメッセージだと受け取っています。
別の角度から見ると、年金だけで老後の生活を賄うのは難しいということですね。
だから、つみたてNISAは全員やった方がいいと考えています。
時間が十分にある若い世代も、引退が近い世代も全員です。
なぜなら非課税枠がお得だから。
本日の内容が少しでも役に立ったのなら嬉しいです。
それでは!